Love is message

4/5
前へ
/5ページ
次へ
雪菜ゎそのまま病院に運ばれた。 クラスのやつらもたくさん来てくれた。 何度も神様に雪菜を助けて下さいと願った。 だけど… 雪菜はあの俺に笑いかけた笑顔のまま逝ってしまった。 結局神様なんかいないんだ… 何で雪菜なんだ… どうしてこんなあっけなく… もっと伝えたい事もたくさんあったのに… 俺はそのまま泣き崩れて意識を失ってしまった。 気がつくとベッドの上で寝ていた。 横に雪菜の担当だった看護婦さんが立っていた。 看護婦『大丈夫?』 優也『……』 看護婦『これ雪菜ちゃんのベッド片付けてたら出てきたの。』 そう言って俺に白い封筒を渡して来た。 看護婦『宛名書いてないんだけどきっと優也くんへだと思って。雪菜ちゃんいっつも貴方の話ばっかりしてたから。優也は頭良くて、運動出来てかっこいいんだよって…来るのを毎日楽しみにしてたしね。』 看護婦『ぢゃぁ落ち着いたらナースコールしてね。』 そう言って看護婦さんは出ていった。 そう言えば俺が行くときはいつも雪菜起きてたな。 俺は手元に置かれた封筒を開けた。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加