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しばらく固まっていると
「ねぇ…」
「うぇっ?!」
ッ変な声が出た/////////
「くすくすくす 君が桜井 梓さん?」
「あ はいそうですけどあなたは?」
「あれ?理事長から聞いてないかな?僕は梅林 雪<ウメバヤシユキ>ここの副会長やってるんだ。」
そう言って梅林先輩はふんわり笑う
それは王子!まさに金持ちって雰囲気をかもしだしている
でもひとつ気になったこと【笑いが胡散臭い】である
凄く綺麗に笑っているけれどそれは仮面のように【生気】を感じないものだった
私の知り合いにこんなやつがいるから嘘の顔はすぐ見破れる
多分何か訳があるのだろう
それはまだ会って間もない私に話すほど軽いものではないだろう
いらないお節介かもしれない
でも私は…
「梅林先輩!よかったらメアドとけー番教えてくださいっ …それで何かあったときは私とお茶しましょう?だからそんな悲しい顔で笑わないで…」
知っていてほしかった。
あなたは一人ではないこと
あなたは必要とされていること
まだまだ出会いがあるということ
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