ホグワーツに転入するわけではありません

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《雪》 …なんで?なんで君は分かったの? 僕の笑いが嘘だってこと 苦しくてしょうがなかったってこと 最初はただただ綺麗な女の子だと思った 綺麗な真珠のような肌に薄いエメラルドグリーン色の大きな目、華奢な体に長い絡まりそうもないほど綺麗な髪 絶世の美女とはこういうのをいうのだろう でもただそれだけ…僕はもう何も感じなくなってしまった 昔から見てきた汚い大人達 お金を持っているから? だからそんなに優しくするの? 次第に冷めていった それでも顔は笑わせる 昔からずっとずっとやってきた顔 僕はこれしかこの世界で生きる術を知らなかったから
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