入学式……というか喧嘩パーティー!?

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 “北中の咲々織八” ―――久々だな…、そんな風に呼ばれるのは。 「それがどうした?」 ニヤリと、挑発的な笑みを見せながら俺は言った。 だが、反応は予想外なモノだった。 「やっぱり♪」 ―――はっ…??? 恐がると思ったのに…。 コイツ、何で喜んでるんだ…??? 「織、俺のこと覚えてねぇのかよ?」 明るい笑顔が、急に寂しそうな顔に変わる。 何故か胸が痛んだ……。 .
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