黒ｼﾝﾃﾞﾚﾗ

準備

そんなとき不幸なｺﾄにｼﾝﾃﾞﾚﾗの足元を一匹の新入りネズミのガスが通りかかりました。

｢ネズミ………｣

ｼﾝﾃﾞﾚﾗそぅ呟きました。

するとｼﾝﾃﾞﾚﾗは自然とネズミをつまみ上げ、優しい声と笑顔で言いました。

｢ねぇガス、みんなに伝えてくれるかしら。 私いつもあなたたちを世話してあげてるわよね。 私ね、今すっごく困ってるの。 お願い 聞いてくれるわよね??｣

ガスは震えるを通りこし、白目をむいてしまいました。

ｼﾝﾃﾞﾚﾗは｢チッ｣と舌打ちをし、ガスを囮にしてほかのネズミを誘き出すｺﾄにしました。