黒ｼﾝﾃﾞﾚﾗ

立場逆転

しびれを切らしたｼﾝﾃﾞﾚﾗは言いました。

｢こっちは時間がねぇんだよ。玉の輿がかかってんだよ!!さっさと行くぞ｣

その言葉を聞き、ﾈｽﾞﾐたちは急いで出発の準備をしました。

１番可哀想なのはｴｽｺｰﾄ役の元犬です。

なぜならｷﾚてるｼﾝﾃﾞﾚﾗをｴｽｺｰﾄしないといけないのですから。

ｼﾝﾃﾞﾚﾗはずっと無言のまま準備を見ていました。
支度が終わり、ｴｽｺｰﾄ役の犬がｼﾝﾃﾞﾚﾗを招きました。その体は震えていました。