いざ、舞踏会へ

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シンデレラは馬車に乗り込むと今までと態度を180°変えたように魔法使いに向かって微笑み   「魔法使いさん、行って参ります」   と手を振り、出発したのです。     ネズミたちは一生懸命走りました。 しかし、シンデレラはこの速さにイラつき言いました。   「おいどれがジャックか知らねえけどジャック!!さっさと走らねえと殺すぞ」   走りながらもジャックはほんの数分前に首を締められ、殺されそうになったコトを思い出し、必死で走りました。 そのおかげで思いの外早くお城に着くコトができ、シンデレラはご満悦のようです。 シンデレラは馬車から降りるとネズミたちに向かって 「お疲れ」 とだけ行ってお城の中へ消えて行きました。    
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