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中学校
『やっと中学か。』
この春
俺は晴れて中学生になった
美原から転校してきた俺は
言わば部外者
友達一人いなかった
『おい!輝か?』
俺は振り向いた
『やっぱ輝か!俺の事覚えてるか?』
誰だろ?
その人は坊主頭に金髪の人だった
『たくやだよ!』
その人は一個上のたくや
その弟が今年入学するらしい
『雄大!輝だぞ!』
『おぉ!輝じゃねぇか、何年ぶりだ?』
『1・2・3…6年ぶりだな!』
こいつの名前は雄大
昔からのダチだ
『輝!』
『松井じゃん!』
そしてこいつは松井
皆6年ぶりに再会した
これが俺の中学の始まりだった
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