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ドロップアウト(外れたレール)
一年の夏
俺は次第に伊藤達のグループから離れていった
常に雄大達と遊んでいた
チャリに乗っていろんな所に行った
友達も増えてった
その時から
仲間と呼ぶようになっていた
その中の霧島とは特に仲良くなった
そいつは毎日彼女を連れていた
毎日が楽しかった
ある日
雄大がタバコを吸い始めた
『輝も吸うか？』
『いゃ…良いわ』
『良いから吸えって☆』
その日から
俺はタバコを吸う様になった
ここからが俺のドロップアウト
いわゆる“不良”への道を歩む事になった
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