喝挙げ

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喝挙げ

その二週間経ったある日 俺は彼女と松井達を連れて貝塚コープへ行った 『暇だな』 松井がその言葉に反応して、こう言った 『絡むか!』 俺は賛成し、他の連中を遠くにやった 少し歩くと、やたら俺等の方を見てくる高校生がいた 松井が 『アイツ等腹立たねぇ?』と聞いてきた 俺と松井はその高校生に話し掛けた 『おい!何見てんだ?お前等高校生だろ?殺すぞ!』 高校生『…』 『無言って舐めてんの?』 高校生『…』 『なんとか言えや!コラ』 そう言って俺はそいつ等が座ってる椅子を蹴り飛ばした 当然高校生も黙ってる訳がなかった 高校生『おい!お前等どこのガキだ?』  『俺は青陵の輝と松井だ』 高校生『青陵?俺は中坊相手にしてる程暇じゃねぇの!帰って寝ろ!』 『中坊だと?舐めてんのかな?』 そう言って俺はそいつの髪を掴んでコープの外に出した 『ついてこいよ』 高校生にそう言って東釧路駅に行った 『俺等に金渡すか、それとも怠慢張るか。どっちが良い?』 高校生『金ないから…』 『殴られたい?』 高校生『渡します。』  そう言って高校生は金を俺に渡した 少なかったが その金で俺と松井は飯を食った それからすぐに悟達の所に行った 皆で酒を飲みながら語った 悟と俺は酔って馬鹿な事ばかりしていた 争ってたなんて思わせない位仲が良かった それからすぐの事だった 『悟。テメェ殺すぞ!』 悟と俺の二回目の喧嘩が始まる事になる
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