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その夜もまた、霧が濃い夜だった。先日と同様、雫は太助の止める言葉を聞かずにでていき、そしてまた朝方に帰ってきた。 理由を聞いても相変わらずの返答だった。 太助は不思議に思ったが、なにぶんいつでていくのかがわからなかったのでどうすることもできなかった。
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