記憶

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式は盛大に村のみんなが挙げてくれた。友達はみんな羨ましがっていた。 二人はもともとが一緒に住んでいたため、特に違和感なく新婚生活が始まった。 そして天気が良かったある日、二人はぶらぶら散歩にでた。そして、その先にはあのY字路があった。 「ここが二人の始まりじゃったな。そういえば、雫が家に来てからここにくるのは初めてじゃな。」 雫は黙って下を向いている。 「雫??」
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