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夢を見ていたのかもしれない。
目覚めたのは深夜。
草木も眠る静かな時間。
首だけベッドの方に向け、ジッと眼を細める。
規則正しい寝息がして、ご主人様は眠っていた。
そんな長い時間眠っていたのかな?
僕はトッと床に降り立つと、そっとベッドの中に潜り込む。
「ん…シャロン…」
寝言なのか、僕の名前を呟くご主人様。
大好きだよ…
ご主人様…
たまらなくなって、ご主人様のくちびるをペロっと舐[ナ]める。
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