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「…姉ちゃん、俺の服どうす…んあ?」
ガチャっとドアが開かれて、ノックもなく誰かが入ってきた。
「誰だお前!!??」
僕を見るなり、おもいっきり叫ばれた。
まぁ…なんとなく予想はしてたけど…
誰だか気付いた時点で、僕は少し逃げ腰だった。
あれはご主人様の弟の“まなと”。
僕に意地悪する苦手な人間。
僕が怯えているのを見て、怒った顔をしていた“まなと”がふっと笑った。
こ、恐いっっ!!!
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