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否。 こんなになってまでも、僕はご主人様と話がしたくて、触れたくて…恋しい。 身体は傷ついても、僕はご主人様を探すことを諦めたくない。   「おい!」   突然降ってきた声にのろのろと顔をあげる。 いつの間にかその場で座り込んでいたらしく、気付けば人の流れは僕を避けるようにできていた。   「………」   夢中で走ってきたから、ここがどこなのかもわからない。 声の主を目で追い、その人を見て青ざめた。  
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