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「シャロン~ただいまぁ♪」
パタパタという階段を上ってくる音と同時に、部屋のドアが開いた。
ベッドに寝ていた僕は、少しだけ首をそちらに向けて、ゆっくりと目を開く。
最初に飛び込んできたのは、真ん丸な黒い瞳。
バチリと目と目が合って、僕はびっくりして跳び起きた。
「お昼寝中だったのね(笑)起こしちゃってゴメン~」
フワッと身体が浮いて、腕にすっぽりと抱き上げられる。
甘い匂いがして、僕は鼻をクスンと鳴らした。
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