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窓際の定位置で丸くなっている彼に呟くと、すぐに睡魔に飲み込まれていく。
こんなに疲れるようなことはしていないはずだったが、やはり集中力も切れれば緊張も解け、いっきに疲れがくるのだろう。
心地よい眠りに誘[イザナ]われて、私は意識を手放す。
ん…
シャロン…?
まどろみの中、もぞもぞと布団に入り込んでくる気配を感じて、無意識にそれを抱き寄せた。
おなかの辺りで丸くなっているのを感じながら、ホッとして深い眠りに入る。
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