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昨日は早くに寝ちゃって…
シャロンが布団に入ってきて…
その後は記憶がない。
何度思い返しても、こんな男の子がいること自体がおかしい。
私は泣きたくなるのを必死にこらえて、ベッドから降りる。
まじまじと寝顔を見つめても、なにもわからない。
困惑していると、悲鳴で目が覚めたのか、男の子が目を覚ました。
その瞳は綺麗な金色をしている。
え…
ぼーっとした感じで部屋を見回した男の子と目が合って、私は思考が止まった。
何が起きているかわかっていないあどけない表情で、男の子は首をかしげた。
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