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いきなり上から目線で「お茶に付き合え!」といわれたときは、自分ごとに思えなかった。
だって、初対面なのに普通お茶しないでしょ?
変わってる人間なのかな?
黙り込んでしまった僕に、ぺろっと食べてしまったケーキの皿を横にどかしながら、“彼”は喋り始めた。
「えっとな、お前を見つけたのは偶然だけど、誘ったのは気まぐれなんかじゃないぜ?」
いったんスプーンをテーブルに置くと、僕を真剣なまなざしで見てくる。
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