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朝部屋を出ていったあと、何があったのだろうか…。 口をつぐむ彼女からは、真意が見えない。 昨日まで笑っていた顔が、見れなくて嫌だ。 ご主人さまには笑顔が似合うから…。 いつも笑っていてほしい。   大好きなのに… 僕があんな顔させてるのかな…   ぐるぐると回る思考についていけず、僕の頭はショート寸前だった。   「くれーなぁ。お前たち何があったん?」   お盆を持って貴浩が部屋に戻ってくる。
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