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ハッとご主人さまが貴浩を見た。 「シャロンはシャロン、別に姿カタチが変わってたって、シャロンが消えるわけじゃないだろ?」 僕はぼく… 僕を消さないで! ご主人さま!! 「目の前にいるだろ?お前が見つけてきたんじゃないか…そうだろ?」 間違えるはずはないと貴浩は言う。 僕が誰であっても、僕でいていいと貴浩は言ってくれた。 それが嬉しくて、僕は勇気をだせたんだ。 「あの!」
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