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ベッドに押し倒されて、キスされた。
深くて…長いキス。
『んっ…せん…せっ…』
「ごめん…ごめんな?」
先生の顔を見ると
今にも泣きそうな顔をしていた
こんな先生の顔を見るのは初めてで
胸が苦しくなった。
『先生……』
「俺…フラれたらどうしようって…
1年間、1回しか逢った事なくて名前も知らない美優に恋して…
やっと…美優と逢えて、名前も知って…
やっと…やっと美優を俺のにしたのに…
フラれたらどうしようって…
ずっと、考えてた…
苦しかった…」
『先生…』
先生の言葉を聞いて、涙が溢れてきた。
「辛い思いさせてごめんな?」
『ううん…先生が傍に居てくれるだけで…あたしは幸せなの』
「美優…」
先生は、あたしの涙を拭いてくれて
あたし達は、またキスをした。
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