1636人が本棚に入れています
本棚に追加
今更、何の話しがあるんだろ…
そんな事を考えながら、着替えを終えて、外に出た。
かずくんは、店の前でタバコを吸っていた。
『待たせてごめんね?』
「気にすんな!!いきなり来てごめんな?」
『うん…話しって何?』
「車ん中で話さねぇか?」
『いいよ?』
かずくんの車に乗った。
「…」
『…』
2人とも無言。
こういう雰囲気って苦手…。
「あの…さ…」
先に口を開いたのは、かずくんだった。
『何?』
「いきなり消えた事…怒ってるよな?
ごめんな…」
『うん…』
「言い訳に聞こえるかもしんねぇけど…聞いてくれるか?」
『うん…』
2人とも、お互い顔を合わせようとしなかった。
かずくんは、話し始めた。
最初のコメントを投稿しよう!