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「んで、ここはこうやって解くんだ。分かるか?」 『分かります!!ってか分かりやすい!!』 今まで分からなかったところが、スラスラ解ける。 「まあ…先生だからな(笑)」 『そうでしたね(笑)』 最初は全然だったけど 慣れてきてだんだん喋れるようになった。 「さて、そろそろ飯にするか」 『えっ!?もうそんな時間!?』 「はははっ!!時間も忘れて勉強するのはいいことだぞ!!」 そう言って、頭をポンポンされた。 先生が、あたしに触れてる… 誰にでもしてるかもしれない そう思うと悲しいけど すごく嬉しかった。 「じゃあ俺、コンビニ行ってくるわ☆」 『あの…!!!』 「んっ?」 『お弁当…作ってきたんです。 良かったら、食べませんか?』 「うぉっ!!まじ?俺なんかが食っちゃっていいの!?」 『先生の為に作ってきたんでっ☆』 「えっ?」 『あっ…いや…勉強見てもらうんで…そのお礼に…』 「ありがとなっ☆」 その笑顔…反則///
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