■プロローグ

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夜叉。 それは人の身の内に巣食う邪なる思い。 怨み、妬み、憎しみ。そういった思いが募れば、自ずと人は夜叉になる。 そうなった人は最早人で在って人に在らず。 言動は狂気、行動は狂喜。 手に持つ得物は人の扱う物とは似て非なる物。 哀しみと憂いに満ちた彼ら。 しかし最早それすら感じぬだろう。 ただただ笑い、人を殺める。 これは、現代に住まう夜叉と、彼らを止めようとする一人の青年の話。 ~( ^ω^)はそれでも闘うようです~
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