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立ち上がったプギャーの顔にさっきまでの笑顔や笑いは無かった。
( ω )「おい………お前」
フードで顔を隠したまま、男はプギャーに話し掛ける。
( ^Д^)「あぁ……?」
( ω )「普通の人間に戻る気は無いかお?」
突然の問いかけ。一瞬キョトンとするプギャー。しかし
( ^Д^)「へっいいぜ」
( ω )「!」
( ^Д^)「お前が死んだらなwww」
下卑た笑い。誰もが不快になるような笑いが男の耳に届く。
( ω )「あぁ、やっぱりね」
( ^Д^)「何がやっぱりだよてめぇ……すましてんじゃ」
そこで初めて気付く。体を何か温かいものが伝う感触に。
( ^Д^)「そ………んな……」
体を伝っていたのは自身の血だった。流れ続ける血は何処から出てるのか。確認するまでもなく首から流れ出していた。
( ^Д^)「へ………ははは………ははははははは!」
( ^Д^)「プギャー!!」
大笑いしたのを最後に、彼の首は胴から離れた。
( ω )「あんたは人を殺すところだったお。笑いながら」
( ω )「そんな夜叉に問いかけるほど、僕は優しくないよ」
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