終焉

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小さい女の子は手をバタバタさせている 『飛んじゃったね』 子供の目線に合わせてキゲアは話す 『ママぁ、誰のお墓なの?』 『ママのお友達のお墓よ』 『そうなんだぁ』 『帰ろっか?シード』 『帰る』 そんなやり取りをダイは楽しそうに見つめていた 『キゲア気をつけて帰りやぁ、シードちゃんもなぁ』 ダイがシードの頭をなでる 『またねぇ』 キゲアは頭をさげシードの手を繋ぐ シードはダイに手を振る 『大きなったなぁ』 ダイは呟く
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