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そのまま眠ってしまい翌日となっていた、鳥のさえずりや人の話声が聞こえる
あくびをしながら慶吾は外を見た、いつもと変わらない風景そして雰囲気、後半日すると今見ているものと正反対のものを見ることになるということに慶吾は信じられ無かった
すると電話が鳴った、
「誰だ?こんな朝早くから」
慶吾は面倒臭そうに電話をとった
「はぁい、もしもし」
「俺だ、水沢だ」
慶吾は途端に眠気が吹っ飛んだ
「何かあったんですか?」
「いや違う、今日は学校が休みなったので連絡をしただけだ」
「はぁ それで何故?」
なんとなく聞いてみた
「十分分かってるだろうが、今回の任務は異例だ、戦場に戦の素人である生徒を連れていくなどとはあってはならない事だ、それがばれないようにするための一つの手みたいなもんだ」
「そうですか、分かりました」
「よし それじゃ十七時に」
そう言って水沢先生は電話を切った
「異例か、まぁそうだろうな そこまで追い込まれてんのか、俺達人間は」
慶吾は何か分からないが悲しい気持ちになっていた
今は午前七半を回った所だ
「竜太はどうしてるだろう、寝てるかなまぁあいつの事だきっと戦の準備でもしてるさ」
慶吾は外を見ながら……人の他愛も無い会話を聞きながらまた眠りについた…………………
ブンッ! ブンッ!風を斬る音が朝早くから聞こえていた
「さて、まぁこんな感じか? よし締めに10km走るかな😃」
竜太は慶吾とは反対に半日後にある任務について備えていた
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