出逢い

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――――――――― ――――――― ――――― 今、太志は職員室に居た。 次の太志のクラスは国語だった。 職員室でパソコンに向かっていると、 新任の先生の中にも居た、 三枝 直樹 (サエグサ ナオキ) 年齢:25歳。 数学担当と2-Bのクラス担任をしている。 直樹:『小野先生。 これからよろしく!! 仲良くしような!』 太志:『こちらこそ。 よろしくお願いします。』 直樹:『あははっ! そんなに固くならなくても!! 敬語はナシナシ!!』 直樹は気さくなヤツだ。 接しやすくて、話しやすい。 太志は仲良くなれそうと感じていた。 だが、太志は直樹が何かを抱えてる気がしていた。 でもその理由は次第に解る事となる。 最初だから、お互いがお互いの事を手探りに接する。 直樹:『そういやさ、 小野先生、モテモテだよな。 俺のクラスでも小野先生の話しで持ちきりだったよ。』 太志:『はははは(汗) そんな事は無いですよ! 三枝先生もモテモテじゃないですか!』 直樹:『俺かぁ。 無いなぁ(苦笑) それよかさ、名前で呼ばね? 【直樹】で良いよ!』 太志:『じゃぁ、直樹。 俺の事も【太志】で!』 二人はだんだん近づいて行った。
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