堕胎…

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後から聞いた話だと 中々 目を覚まさなかったので 心配した 母も 看護婦さんも ずっと私の名前を呼び続けてくれてぃたらしぃ… もしそれがなかったら 私はこの世に居なかっただろぅと… 彼氏が来てくれた時 私は泣かなかった 「泣きたぃゃろ?我慢せんでぃぃで?」 そぅ言ってくれたけど 泣かなかった… とぃぅょりも 涙が出なかった 大丈夫じゃなぃくせに また 大丈夫なフリ そぅしなぃと 余計困らせる そぅ思ったんだ… 消灯時間になって 彼氏が帰ったとたん 溜まってぃた 悲しみが 涙として 溢れ出た… 6人部屋だったけど 構わず 声を出して 涙枯れるまで泣いた… ただ虚しく 夜が更けてぃく 一方だった…
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