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ドカガッシャドッゴォォォォン!!
「…………こけたな……」
「…………こけましたね……」
いったいどういう転び方をしたら、あんな音がするのか、と思うほど盛大に転んだ。
しかし、レイカは別に恥ずかしがる様子も無く立ち上がり、そのまま歩いて行った。
「……あの様子だと、いつもの事なんだな………」
「はい………いつもの事です………」
うん………まぁ……ギャップが面白かったからいいか……
そして、また少し時が経ち、昼頃。
ほとんど、ギルドに来る人はいなくなった。
「マスター、後は一人で大丈夫なので、休んでていいですよ」
「じゃあ、オレは私室でほかの仕事をしてるからな」
ザードは受付の席を外し、私室へ戻って行った。
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