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智将>>「宮っちさ〰ん、俺は、此処です・・・。」
倒れたゾンビの下から智将がでてきた。
宮地>>「うぉ!?、おまえ大丈夫なん!?。」
智将>>「丁度、爆発の時ゾンビに囲まれて、前にいる奴は、壁で後ろにいる奴は、クッションって感じです。」
宮地>>「とりあえず、道は、開けた!、ダッシュで車まで行くぞ!」
二人は、一斉に走りだした。
前にいる数人のゾンビは、宮地が慣れた手つきで長ドス『春虎』でゾンビ達の足元を狙い、相手を一時的に動きを封じた。
宮地>>「福原!、ドス使うときは、気負付けろよ!。握りが甘かったら、そのまま滑って自分の指、落としちゃうからな!。」
其の言葉には、何処と無く楽しげな感じだった。
智将>>「なんか楽しそうですね。」
宮地>>「なんとなくな、人間の太もも部分って牛肉切ってるみたいでなんかおもろいぞ!。」
智将>>「はぁー、そんなもんですか・・・。んじゃあー、一回、俺は、家に帰りますんで、あとで、電話入れますね。」
宮地>>「こんな状況だ、もしもの時は・・・」
智将>>「・・・せめて、俺の手で人様に迷惑を掛けさせないようにさせますよ・・・。」
そして二人は、各々の家に帰った。
しかし言葉とは、裏腹に智将は、焦っていた。
父親は先立たれ、兄弟は、いない。
唯一の家族・・・。
智将>>「お母さん、今行くからな・・・。」
そして、智将の実家に着いた・・・。
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