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智将の渾身の飛び蹴りが、梅屋に炸裂する!。
梅屋は、三、四メートルほど、吹っ飛ばされた。
智将>>「宮地さん大丈夫ですか!?。」
宮地>>「あー、大丈夫だ。腕を噛まれただけだから。」
智将>>「でも、かなり血が出てますけど・・・。」
宮地>>「なーに、こんぐらい、単車でこけたときより全然楽勝だ。それより梅ちゃんは大丈夫なのか?」
智将>>「結構、マジで蹴っちゃいましたから、それなりには。(汗)」
二人の視線が梅屋の方向に。
ゆっくりと、起き上がる梅屋にほっとするのも束の間、梅屋の首が有らぬ方向に飛車曲がっている!。
智将>>「!?。・・・えーと、宮っちさん、これって・・・。」
宮地>>「ま、まぁーそうだなぁ・・・、とりあえず、バックれるべ!。」
智将>>「ハイっ!」
急いで離れの従業員専用の駐車場江。
エンジンをかけようとした、瞬間、車の回りを人が囲っている。
宮地>>「何だコイツ等は!?」
宮地は、クラクションを鳴らす。
しかし、人たちは、怯む事無く、車に向かってくる。
車のボディをドンドン叩いてくる。
喋らないが、あたかも、「開けろ、開けろ」と叫んでいるようだ。
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