第4章 うさき(奈央)

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奈央と俺は本屋の近くの喫茶店に入る事にした。 時間帯が時間帯だったので、おばちゃん達が多い。店じゅうに響き渡るモラルのないおばちゃん達の笑い声。 イライラしたが、俺は遠出は出来ない…。持病のせいで……。 「ラスト…?」 奈央は不思議そうに俺を見ていた。奈央には言えない……こんな病気の事なんか…。 俺の表情をみた店員が気を遣ってくれたのか静かな席に俺と奈央を案内してくれた。
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