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「その…ね、大事をとって、早めに病院に入るのは…どうかなって……お父さんと話して…ね……考えて…」
「嫌だ。」
母さんが言い終わる前に俺は言葉をかぶせた。
「で…でもね悠紀…母さん達は……悠紀の身体を心配して…」
「どうせ残り少ない命なら、俺は好きに生きたいんだよっ!!!」
「病院に入れば1日でも長く生きられるかも知れないのよっ!」
「病院何か行きたくねぇんだよっ!!」
「どうして我が侭言うの!?どうして…」
「俺は普通に生まれたかったんだっ!!!運動も遠出も我慢してきて、少ない命を好きに生きたいって思って何がわりぃんだよっ!!!」
母さんは………泣き崩れてた……。俺は言っちゃいけないことを言ってしまったんだ……。
だけど…欲しかったんだ……
普通の人と同じ
普通の生活が……
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