第1章 初めての…

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教えてもらった通り、メッセンジャーをひらく…。IDとパスワードを入力していざ……。俺のIDは『"last-day"』…何の脈絡もない…考えも無かった…。 いつものごとく、信太がいるチャットルームにはいる…。あんまり群れるのは好きじゃないが、信太の性格上、必ず人が集まる。だから俺は俺に興味を持たせないように常に冷たく振る舞っていた。 usaki-rio>ラストさん、こんばんは! "last-day">うっさい usaki-rio>相変わらずですね(笑) この、うさきりお、とか言うやつは俺と同い年の女らしいが…常に俺をイジリにくる……。よくわからないやつ…。でも悪い気はしなかった。 しかも…… このうさきが…… 俺を……変えてくれるなんて… 思って無かったし……
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