水色

2/23
前へ
/280ページ
次へ
  「いってきま~す。」 バタン… 今日も青空が広がり、いい天気だ。 日差しが眩しくて額に手をかざす。 ダダダダダ…… 背後からもの凄い足音。 (まさか……) 「け~~~~んちゃ~~ん!!!」 ドフッ… 背中にもの凄い衝撃が走った。 「うっ…… お前、朝から飛びついてくるなってあれほど言っただろ!?」 「エヘヘ~だって、健ちゃんがいるの見えたんだもん!!」 クリクリした瞳で俺を見上げてくる。 「はいはい…おはよ、のん。」 「おはよ~健ちゃん!!」   
/280ページ

最初のコメントを投稿しよう!

490人が本棚に入れています
本棚に追加