■第二話 涼宮ハルヒの憂鬱Ⅱ

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キョン(M) 「朝目覚めて眠るまで、何とまあこの世界の普通な事か!そう痛感せずにはいられない。なぜってそりゃあ…何となく分かるだろ?」 ハルヒ 「さぁ~~~て、今日から早速宇宙人を探すわよっ!!」 キョン 「はあ?」 ハルヒ 「宇宙人よ、う・ちゅ・う・じ・ん。分かるでしょ」 キョン 「そりゃあ日本語は分かるけど」 ハルヒ 「キョン、あんた何のためにSOS団があるかわかってる?」 キョン 「悪いがそれはさっぱりだ」 ハルヒ 「この世の不思議を探すためよ!!あたしのカンでは今日あたり何か起こりそうな気がするわ!!」 キョン(M) 「涼宮ハルヒ。こいつに関わったがためにいつもなら平和な昼休みまで集まる羽目に…」 キョン 「探すってお前、一体どうやって…」 ハルヒ 「あ、そうそう忘れてた」 キョン 「?…同好会規則だぁ?」 (ハルヒにプリントを渡され) ハルヒ 「そ。まずは団体としての基礎固めからよ。あなたたちにも仕事は山ほど…とりあえずそれ書いといて」 キョン(M) 「あなたたちって…(長門をちらりと見)こいつとじゃ涼宮に対抗できそうにないな。 ①部員5名以上の氏名 ②顧問の氏名 ③名称 ④責任者 ⑤活動内容…」 キョン 「…ほとんど書けないぞ」 ハルヒ 「「①部員5名」以外は書けるでしょ」 キョン 「いや書けないって」 ハルヒ 「うるさいわねぇ…。機転を利かす!!」 キョン 「「デッチ上げる」だろそれ…」
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