■第二話 涼宮ハルヒの憂鬱Ⅱ

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(予鈴のチャイムがなり) キョン(M) 「か…書けねえ―――」 ハルヒ 「予鈴…次は体育だっけ。あとやっとくから置いといて。それじゃ放課後にまた集合だからね!」 キョン 「…あのなあ!俺はまだ部員になるなんて…」 (ハルヒのほうを振り向き、着替えているところを目撃し) ハルヒ 「ふぅ―――」 (キョン、あわてて立ち去り) キョン(M) 「はっきり言って頭が痛い…。涼宮がモテた末、次々破局したのも分かる気がするよ。人目を全然気にしないんだもんな…全く」 谷口 「おい、キョン。今日も涼宮と部活ごっこだろ?」 キョン 「…いいよもう。今日は帰る」 谷口 「おっ、早くも破局の危機か?」 (面白そうに) キョン 「ばーか…(長門に借りた本を見つけ)昨日借りた本か…」 キョン(M) 「そういえばあの長門って奴はハルヒについてどう思ってんだ?どうにも表情が希薄で読めん…」 長門(しおりの文字) 「午後七時。光陽園駅前公園にて待つ」
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