―消える想い―

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* * * * 美姫………。 ごめん。ごめん。 ごめんな…… 俺は何度も謝った。 許してくれる筈ないのに…。 「別れなさい…」 俺はババアが言った 一言を思い出した。 …――♪♪♪ 携帯電話が鳴った。 沙羅からだ。 「優斗ぉ~!」 『は?なに。』 「今日は…ごめんなさい。」 『お前…。美姫に何した。』 「ぇっ?…あぁ…聞いたんだ。あれもちゃんと謝った…。」 『美姫…許したのか?』
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