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冷たい風が通り抜ける…。
啓吾『……。涙なんか流して。可愛い顔が台無しだよ^^?』
美姫『……ぁの。……やっぱり…沙羅の話しは本当だったようです…。』
もうあたしには
啓吾先輩しか
頼る人がいない…
だから全部話すことにした。
啓吾『ぇっ……。』
美姫『もぅ……嫌です…。これっ以上…ヒック…苦しみたくない……グスッ……。』
人の前でこんなに
泣くのはいつ以来だろう。泣くときはあったけど
こんなには泣かなかった。
啓吾『………美姫……。』
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