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俺、優斗は沙羅に会うため公園へ向かっていた。
あ~ぁ、美姫……
離れちまうのかな…
『俺は美姫が好きだ。』
静かな公園に響いた
啓吾の声が優斗の耳に入った。
優斗は声のした
方向を見ると
啓吾と美姫が抱き合っている姿が見えた。
………――は?
――何でだよ……。
美姫と啓吾が…――
『ゆ………ゆぅ…優斗?』
誰かの声が聞こえる…
そうだ、沙羅だ…
沙羅『んもぅっ。呼んでるのに!』
沙羅が優斗の視線の方向へ目を向けると
啓吾と美姫が
抱き合っている姿があった。
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