町へ

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人間はタツの頭を触る。 「あら~。めずらしい。今日は友達も一緒なのかね」 オレを見て人間が何か言ってる…。 何言ってるんだ? 「はい。」 タツが返事をしたのにオレは驚いた。 「お前…。わかるのか?人間の言葉…」 タツは笑いだした。 「わかるワケないッスよ!とりあえず返事しとけば、喜ばれるんス」 驚いたオレがバカだった… するといきなり人間が、立ち上がるから、オレはとっさに距離をとる。 「今、持ってくるでね」 タツがまた返事をすると人間は住みかへ入って行った。
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