25人が本棚に入れています
本棚に追加
「もう…、いいッス!わかったッス!アニキがどんな奴か…。」
「何が…わかったって?テメェにオレの何がわかるんだ!?」
オレの何がわかる…。
ほんの数時間しか関わってないのに。
オレの何が…。
「お前は何でも信じすぎるんじゃねぇか?」
タツはオレの顔を睨み付けた…。
「……あんただけで行って下さい。あの方の所へは…もう、盃はなしッス!」
タツは細い横道に入って行った。
誰がいつ兄弟の盃かわしたよ。
オレはアニキになった覚えはねぇし…。
最初のコメントを投稿しよう!