オレの名は

ボス

この辺りは今までと空気が違った…。

毛は勝手に逆立つし。
体が痛い…。

この感覚をオレは知ってる

だけど歩みを止めるわけにはいかない。

オレはもう進むしかない。

そしてボスのいる場所に着いた。

ボスを見てオレが思った事は一つ…。

「ここのボスになりたい」

今までいろんな奴を倒してきたけど…。

ナワバリは奪わなかった…

オレには必要なかったから…。

本能がオレに言ってる…。

戦えと…。倒せと…。
そして逃げろと…。

こんな感情は初めてだった

体が震えてる…。
恐怖からなのか…、武者震いなのかわからないけど、オレはあいつを倒さなきゃいけない…。

それだけはわかってる。