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「ちょ、ちょっと「暴れないで」
アレンって人があまりにも優しい声で囁くように言ったから、あたしはドキッとしてうつむいてしまった。
「あらら?また悩殺かよ」
「うっせ」
さっきの人がからかうように言ったのを難なく受け流す、アレン。
あたしはされるがままに馬に乗せられ、この馬軍団は走り始めた。
初めての乗馬は少し恐かったけど、うしろで守るように乗り、馬を操るアレンに安心した。
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