お姫さまと騎士団

13/16
2883人が本棚に入れています
本棚に追加
/714ページ
「はははっ!そうか。お?お許しを得たぞ!アレン。」 「あ、はい!」 あたしを抱えたまま、アレンは城に入っていった。 馬軍団もあとに続く。 入った部屋はとてつもなく奥に広くて、赤いカーペットが道筋のように敷かれていた。 あたしを抱えたアレンは、カーペットの上を歩いていく。 ん?? 見ると、カーペットの一番先に三段ほどの段があり、上には王様が座るようなでっかいイスがあった。 その前に人がいる。 あれは……… お姫さまだ。
/714ページ

最初のコメントを投稿しよう!