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「ここは俺からだろ。」
と、隊長がこっちを向き、座り直す。
隊長は黒い髪。いじっているような髪ではなく、ごく自然な髪型。
「俺はルイ。我が国を支えてきたエミリア騎士団第三番隊の現隊長だ。ちなみに25歳」
最後にニコッと笑う。
次に立ち上がるのはカリン。
カリンは赤茶っぽい髪色で、首のあたりに襟足のように伸びた髪が印象的だ。
「カリンだ!俺がいるからこの騎士団は成り立っているといっても過言ではないっっ!!ちなみに19歳!」
でかい声で叫んだかと思えば、隊長にうしろから殴られ小さい声で いたぁ……っと嘆いた。
「じゃあ次、俺な。」
アレンが立ち上がった。
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