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「あそこのバー、俺たちのたまり場というかなんていうか……みんなの家みたいなトコでさ。」
あたしは何も言わず、次の言葉を待った。
「マスターもエミリア騎士団の元団員で。とにかくほとんど毎晩あそこでさわぐんだけどね。」
「………。」
「今日はエルがいたからか、いつもより倍ぐらい楽しくて。時間もエルのけがもすっかり忘れちゃって」
今度はイタズラな笑みを見せる。
う……。
これも反則だ…。
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