1人が本棚に入れています
本棚に追加
カンパ~イ!!
六つのグラスが、高い音をたてる。
ウーロンハイ、ライチサワー、カシスオレンジ、カシスミルク、グレープフルーツサワー、・・・ビール。
いいじゃん、ビール。
乾杯って普通ビールぢゃね?
なに、サワーって。
そんなん、頼むからみんな一緒に揃わないんだよなぁ・・・
「秋人ク~ン!!飲んでるぅ⁉」
「あはは。飲んでるよ。まだまだこれからっしょ~!」
この子は可愛いんだけどなぁ・・・
髪型が、キライ。
「秋人クンって、ビール飲めるんだ~。すご~い。え~、一口ちょうだいよ~。」
「ああ。いいよ、はい。」
・・・何がスゴいんだろう。普通やっちゅ~ねん。
クスクス。
「ん?」
俺は、その笑った人の方を見た。
・・・雷が走った様だった。
あの、スラ○ダンクの桜木○道が赤木○子を一目惚れした瞬間のように。
これかぁぁぁぁぁぁ!
背は・・・低めだな。ジーパンに、Tシャツ。ネックレスに右耳にピアスが空いていて、ショートカットの茶髪。
あえて、言おう。
「モロ好みだ・・・!」
最初のコメントを投稿しよう!